頭蓋顔面劣成長症候群の症状 易感染症
投稿日:2017年4月21日
カテゴリ:小児矯正
易感染症とは?
易感染症とは、「かぜやインフルエンザになりやすい」ということです。これらの病気は細菌やウイルスが体の中に侵入することが原因で起こります。
なぜ、易感染症になるのか?
大きな原因に「口呼吸」があります。
もし、鼻呼吸した場合には、空気と一緒に入ってきた細菌やウイルスは鼻毛や、さらに奥にある上咽頭でシャットアウトされ、身体に入ることができません。鼻呼吸は、細菌やウイルスの少ないきれいな空気を身体に取り入れることができるのです。
しかし、口呼吸した場合には、鼻毛や上咽頭を空気が通らず、細菌やウイルスが多く含まれた空気が身体に入り込むため、かぜやインフルエンザにかかりやすいのです。
ある小学校で鼻呼吸を促進する「あいうべ体操」を行ったところ、インフルエンザにかかる子供の数が激減したそうです。それほど、鼻呼吸は健康的であり、逆に口呼吸は身体に悪いのです。
頭蓋顔面劣成長と易感染症の関係性
口呼吸しているということは、口がポカンと開いていて、舌が下がっている、ということになります。舌が上顎につかず、下がっていると、上顎の成長不足になるため、結果、頭蓋顔面劣成長となるのです。
つまり、頭蓋顔面劣成長であることは、口呼吸であり、易感染症であるということなのです。頭蓋顔面劣成長症候群の症状のひとつに、易感染症が数えられるのです。
歯並びの悪さが易感染症であることのサインかもしれない
歯並びの悪さは、頭蓋顔面劣成長症候群の症状のひとつであるため、歯並びが悪いということは、易感染症である可能性があります。もし、お子さんがかぜやインフルエンザになりやすいのであれば、その子の歯並びも悪いかもしれません。
柳沢歯科医院の小児矯正治療は「歯並びは健康のバロメーター」という考えのもと、上顎を正常に成長させ、歯並びから全身の健康に焦点を当て、治療を行っております。
かぜをひきやすい、インフルエンザにかかりやすい・・・ お子さんの症状を心配されている方、当院の治療により、症状が改善するかもしれません。
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