感染しボソボソになる象牙質

投稿日:2021年11月23日

カテゴリ:未分類

歯がボソボソになる虫歯という疾患

虫歯は、歯が溶けてしまう疾患ですが、実際に虫歯になった歯がどうなっているのか、見たことのある方は少ないかと思います。

主にですが、まずは、歯の表面のエナメル質が溶け、その後、その内部にある象牙質と呼ばれる部分が溶けて、柔らかくなります。この象牙質が虫歯菌に感染し、虫歯が進行すると、その象牙質は、朽木のように柔らかくなり、ボソボソになってしまいます。

そのボソボソになった象牙質の写真を、マイクロスコープで撮影したので、提示します。

ある下の真ん中の歯、専門的にいうと、象牙質と呼ばれる歯ですが、この歯に詰め物が装着されていて、その下の部分が虫歯になっていることが疑われたので、外して、内部をマイクロスコープで見てみると、

内部は、上記に示した通り、ボソボソに柔らかくなっていました。この部分を取り除くのが、虫歯の治療です。

これが、虫歯を取り除いた後の写真です。マイクロスコープで撮影しています。

このように、虫歯になると、歯がボソボソになります。恐ろしいですね。虫歯にならないように、予防するのが一番ですが、もしも、治療が必要になった場合は、精度の高い治療が必要になります。マイクロスコープを用いた治療を希望される方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院