歯のない部分を人工の材料で補うことが重要です

投稿日:2022年1月6日

カテゴリ:根管治療

根管治療中、治療間に、ばい菌が入らないように!

根の治療と呼ばれる根管治療ですが、やっていることは単純で、歯の内部のばい菌を取り除いています。しかし、これを行うのが難しく、その理由は、口の中の小さな歯の、さらにその内部を扱うのからです。そのため、日本の根管治療の成功率は50%以下とも言われています。

このような背景から、治療中、そして治療間にばい菌が入らないような工夫が、とても重要になるのです。

治療中に入らないようにする工夫は、ラバーダムです。口の内部に手術室を作り、根管治療をします。ラバーダムは、根管治療に特化した先生からすると、必須と言われています。

治療間に細菌が入らないようにするためには、仮封、いわゆる仮フタが大切です。

 

歯のない部分を人工物で補いことが重要

しかし、ラバーダムは、歯の残っている部分が少ないとできません。また、歯のない部分から、仮フタの隙間をぬって、治療間に細菌が入り込むかもしれません。

そのため、歯のない部分を人工物で補う必要性があります。

実際に写真で提示致します。

このような歯の部分がないところを、

人工物で補います。私は、多くの場合、コンポジットレジンを使用します。

私の根管治療においては、歯の部分のなくなってしまったところをレジンで補うこの行程が、もっとも重要を言っても過言ではありません。

このような精度の高い根管治療を希望される方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院