原因にアプローチした後戻りをしない矯正治療

投稿日:2019年4月27日

カテゴリ:小児矯正

従来の矯正治療のデメリット「後戻り」 なぜ・・・

ブラケットと呼ばれる銀のワイヤーを歯につけて歯並びを整える従来の矯正治療ですが、治療が終わった時はとてもきれいに並んでいますが、実はその後、多くのケースで再び歯並びが乱れ始めます。この現象を「後戻り」と言います。ある研究結果によると、多くの症例で後戻りが起こり、患者さんの満足度は下がります。

この後戻りの理由は、「原因」が取り除けていないからです。その原因とは、口の周りの筋肉がうまく使えていないことにあります。具体的には、舌が上顎についていない、口がポカンとあいている、口呼吸、うまく飲み込めない、などです。これらの原因が取り除けていなければ、例えブラケットできれいに歯が並んでも、また元に戻ろうとしてしまうのです。

先日初診で来院した患者さんも、子供のころに矯正治療したそうですが、その患者さんは、小臼歯を抜歯したのにも関わらず、歯並びがガタついていました。つまり「後戻り」していたのです。「あー、当院の予防型早期矯正治療をしていれば、こんなことにはならなかったのに・・・」と心から残念に思いました。と同時に、世の中の矯正科医はいったいなにをやっているのか・・・と疑問にも思いました。

 

原因にアプローチ、後戻りのない矯正治療 

当院の予防型早期矯正治療は、歯並びが悪くなる原因にアプローチします。これで多くのケースの歯並びが良くなります。さらに、原因が取り除けるので、後戻りもありません。

ある患者さんの治療前と始めと1年半後の写真を提示します。

咬み合わせが深く、歯並びが狭いため、今後、糸切り歯などがガタつく可能性がありました。原因にアプローチする当院の小児矯正治療を行うと、

咬み合わせの深さが解消され、歯並びが広くなり、糸切り歯がきちんと並んでいます。口の周りの筋肉もうまく使えるようになっているので、後戻りもないでしょう。

まとめ

後戻りは、歯並びが悪くなる原因が取り除けていないために起こります。ブラケットで行う治療は、後戻りが起きやすいです。起きないようにリテイナーも装着しなければなりません。これは虫歯の治療に置き換えると、「虫歯になって治療をしたが、歯垢が歯ブラシで取れないので、また虫歯になる」のと同じことをしているのです。これに対して、当院で行う予防型早期矯正治療は原因に焦点を当てるため、後戻りがありません。後戻りを防ぐ装置は舌です。舌が、最高の天然リテーナーなのです。虫歯の治療に置き換えると「虫歯になり治療したが、その後歯ブラシを頑張ったので、虫歯にならない」ということになります。どちらがよいですか?文句なく後者ですよね。このような、後戻りのない小児矯正を行っている調布市の歯科医院をお探しの方はぜひご相談ください。

柳沢歯科医院