内部の細かい部分にある汚れ

投稿日:2021年5月12日

カテゴリ:根管治療

痛みや歯茎の腫れの原因は?

歯の内部に入り込んだ細菌感染が原因です。この細菌感染に身体が反応し、痛みや歯茎の腫れが生じます。歯科治療は、この細菌感染を「歯を残しながら取る」のか「歯ごと汚れを取る」と言うことをしているのです。

根管治療は、この汚れを「歯を残しながら取る」方法なのです。

 

汚れは細部まで及んでいます

この細菌感染。実際に見つけるのは、なかなか難しいでしょう。なぜなら、肉眼では見えない歯の内部の細部にまで、汚れは存在するからです。

実際に歯茎が腫れていた患者さんの歯の内部を、マイクロスコープで拡大して撮影した写真で提示致します。

この矢印で示された部分。茶色の物体があるのが、わかると思います。

これを、「マイクロエキスカ」と呼ばれる耳かきのような道具で触ると・・・

こんなにグチョグチョしたものが出てきます。恐ろしい汚れですね。

このように、歯茎の腫れの原因になっている汚れは、その歯の内部の細部にまで及んでいます。これらを、マイクロスコープで拡大し、確実の確認し、取り除くことが、根管治療を成功に導くための本質なのです。

根管治療が上手くいかず、悩んでいる患者さんは後を絶ちません。このような、精度の高い治療を希望される患者さんは、ご連絡ください。

柳沢歯科医院