詰め物が不適合だとその下から虫歯になります

投稿日:2021年5月14日

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不適合とは?

装着されている詰め物が、歯にピッタリとフィットしておらず、段差がある状態のことです。この「不適合」の状態が続くと、その部分には汚れが溜まり続け、虫歯や歯周病になるリスクが高くなるのです。

では、実際に不適合の詰め物が装着されている歯がどうなっているを、マイクロスコープで拡大して撮影した写真で示します。

患者さんは50歳代の男性。右上4、右上の真ん中らへんの歯です。

この詰め物です。金属のキワが汚れているのがわかると思います。

この部分を、先の尖った器具「探針」で触ってみると・・・

不適合の隙間から、プラークなのか、得体の知れない汚れが出てきます。

もう、出るは出るは、です。こんなに、不適合の詰め物の、その隙間には汚れが溜まっているのです。恐ろしいですよね。

「0」は無理ですが、詰め物と歯との段差、隙間を限りなく「0」に近づけられるような詰め物を装着することが、虫歯になった歯を守るためには、とても大切なのです。

柳沢歯科医院