銀歯(銀の詰め物)を一日で白く変える方法

投稿日:2024年1月25日

カテゴリ:虫歯治療

銀の詰め物を白くする方法の一つにダイレクトボンディング法というやり方があります。

高分子の樹脂(セラミックの混ざったプラスチックのようなもの)を口の中で、光の力で固めて作る方法です。

ここ10年くらいは詰め物の治療として一番おこなれている治療だと思います。、しかし、手技が難しく、すぐ取れたり、段差ができて再度虫歯になったり、色が合わなかったりと、一定レベルを満たすのが難しい治療法ではあります。

実際のダイレクトボンディングの流れをお見せします。

このような銀の詰め物を外して白くしていきます。

金属を除去するバーを用いて取り除きました。

セメントが残っています。

銀の詰め物はそこまで虫歯になっていませんでした。

ただ、隣の歯が虫歯になっていたので、同時に治療をしていきました。

虫歯を取り切って綺麗にしたところです。

ラバーダムマスクをして唾液や頬、舌が入らないようにしています。

このような防湿効果のある装置を使用しないとダイレクトボンディングを高い精度で行うことは難しいです。

しっかり乾燥させた後処理剤を塗布して、接着させていきます。

これが詰めた後です。

白く滑らかに詰めてあるのがわかります。

色を合わせるのも大事ですが、私が大事にしているのは、段差なく滑らかに詰めることです。

銀の詰め物や不適合な詰め物は、汚れが溜まりやすく、そのせいで再度虫歯になってしまいます。

これを二次カリエスと言います。

治療した歯が再度治療になるケースはとても多いです。

当院では、二次カリエスを防止して、その歯の寿命を長くすることをモットーとしています。

銀の詰め物を白くしたい、虫歯治療を高い精度で行ってほしくて調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。