2年間も根管治療をして、結局抜歯に・・・

投稿日:2020年1月22日

カテゴリ:根管治療

根管治療とは

歯の内部に入り込んだ汚れを取り除き、歯とその周囲組織の健康を守る治療です。簡単にいうと、「歯の内部の歯磨き」です。

そのうちの一つに「抜髄」という処置があります。ケースによりますが、この抜髄処置をする歯には、一般的に、根管治療の失敗の原因である細菌の量は、少ないか、もしくはいない、とも言われています。つまり、抜髄をした歯に根の先に炎症が起き、失敗していまうということは、歯医者が根の中に細菌を入れてしまう、ということです。

 

抜髄したケース 2年間根管治療して挙句、抜歯に・・・

ある歯科医師から聞いた話です。恐ろしいですね。私は、根管治療は難しいため、上手くいかなくても、その歯科医師を責めることはできないと考えていますが、このような結果は、患者さんが不幸ですよね。

 

当院での抜髄処置

根管治療は難しい治療なため、どんなに上手な先生が行なっても「100%上手くいきます」というのは、嘘です。そのため、私も、絶対に上手く行くとは言えませんが、多くの場合で問題が起きずに、経過している歯がほとんどです。

このような結果を残すためにしていることは、

ラバーダム

歯の内部に細菌が入らないように、口腔内にゴムをはり、手術室を作ります。

マイクロスコープ

治療している歯に虫歯の取り残しがないかどうか、など、精密な治療をするためには、欠かせません。

CT

一般的なレントゲン写真に加え、3次元的に歯を見ることにより、根管の形を明確にして、治療します。

時間をとる

結果を出すためには、ある程度、長い時間が必要です。一回に1時間から3時間の予約をします。抜髄は、歯の内部に細菌が少ないため、長い時間を取り、1回で終わることもあります。2年なんて絶対にかかりません。

このような工夫をして、確実なステップを踏めば、自ずと結果は付いてくると思います。

このようなコンセプトで抜髄を行う調布市の歯科医院をお探しの方は、ぜひご連絡ください。

柳沢歯科医院