歯を残すためにマイクロスコープが必要です

投稿日:2024年5月28日

カテゴリ:根管治療

マイクロスコープというものはご存知でしょうか?

歯科用の顕微鏡のことで、視野を肉眼の2倍から30倍まで拡大して見ることが出来ます。

歯はとても小さいので、拡大して見ることで高い精度の治療が可能になります。

そして、強いライトで口腔内を明るく照らすことが出来ます。

ライトはとても大事で、口の中は複雑で光が届きにくいです。しかし、マイクロスコープは強い光で照射し明るい状態で治療ができます。

さらに、画像の記録、動画を録画することもできます。治療チェックもできますし、患者さんにどこに虫歯があるのか、どのように治療するのか、どのように治ったのかなど見せることができるので治療の説得力が増します。

当院ではマイクロスコープを三台保有し、治療で使用するのはもちろん、診断や検査でも使用して、より高精度に診断と治療を行っています。そして、画像を見せることができるので、診断での信頼性が高まると実感しています。

歯科治療でよくあるのが、「虫歯があるので、治療しておきますね」と言われるがままに歯を削られたり、「ヒビが入っているので抜歯しましょう」と本当にヒビが入っているかもわからずに抜歯になってしまうことがあります。

私自身、若い頃に虫歯で何本か治療してもらったことがありますが、どんな虫歯でどんな治療をされたのかわからなくて、モヤモヤして気持ちがあります。

マイクロスコープは、画像を見せることができるのでそのモヤモヤを解消できると確信しています。

マイクロスコープでの画像

これは上の前から4番目の歯の写真です。虫歯になっているのが明確にわかります。

裏側が虫歯なので家の鏡とかではなかなか見えない位置です。本人もフロスが切れるから少し虫歯になっているかも、という気持ちでいたようだったので画像を見てびっくりしていました。虫歯が大きかったですが、神経を残す治療ができました。

これは根の治療をしている画像です。(再根管治療)

内部の古い汚れた材料をかき出しているところです。歯の内部の汚れがはっきりわかります。これを綺麗にするのが根の治療ということを理解してもらえる画像です。

型取りをした型の精度の確認です。(低倍率)

これは型取りした面を確認しているところです。(高倍率)

型取りの精度はとても大事です。被せ物の精度に直結し、被せ物の精度が悪いと、数年後に取れてしまったり、再度虫歯になってしまいます。経験ある方も多いと思います。

当院では型取りした後に、マイクロスコープで高倍率にして精度の確認しています。型取りは上手に行わないと気泡が入ったり、変形したりすることがとても多いのでとても慎重に行います。

根管治療した歯は、そもそも虫歯等で歯を大きく失っていることが多いです。天然の虫歯に一度もなっていない歯と比べると、その歯の寿命はとても短くなってしまいます。

なので、当院では可能な限り歯を長持ちさせるためにマイクロスコープを使用し、できる限りのことを行っています。

ただマイクロスコープを使いこなすには、長い時間を費やします。

当院の歯科医師は、大学卒業と同時にマイクロスコープを使い、最初は模型などで修練を重ねて、技術を磨いてきました。私自身も、難なく使いこなせるまで数年かかりました。そのおかげで歯を残せる治療ができていると実感しています。

マイクロスコープでの根管治療や虫歯治療を希望して調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。