根管治療専門ドクターとして感じること

投稿日:2017年3月8日

カテゴリ:根管治療

こんばんは😀

今日もWBCがやってますね。今日もオーストラリアに勝って2次ラウンドに王手をかけてほしいです😆

毎週水曜日は柳沢歯科医院が休診なので、表参道の歯科医院で根管治療専門ドクターとして働いています。その歯科医院での難しい根管治療のケースを顕微鏡を使って、一人1時間〜2時間という長い時間とかけて治療します。

このような大きく曲がった根管を確実に治療します。とても難易度は高いですが、その分、患者さんと担当ドクターから感謝してもらえるので、やりがいがありますね😊

多くの歯科医院で日常茶飯事のように行われている根管治療、その精度が、治療した歯の寿命に直結すると言っても過言ではないほど重要です。しかし、実は、多くの歯科医師が苦手とする非常に難しい治療です。その根管治療は、自分の得意分野なので、根管治療だけをやってくれ、と雇われているのです😀

自分の仕事は、再根管治療が多いです。なぜか?その前に治療の質が低いから、やり直さなければならないのです😭やり直すと、その歯の寿命は短くなります。しかし、根管治療をしっかりと、日本の保険診療の中でやるのは、非常に困難なので、前医を非難することはできないです。

そんな中で我々がしなければならないこと。まず、虫歯の予防を徹底し、根管治療を受けないことです。しかし、残念ながら、根管治療が必要になった場合、患者さんは、費用がかかっても、一番最初にきちんとした治療を受けること、そして、歯科医師も、根管治療が苦手ならば、得意な歯科医師を紹介すること。これが、根管治療の再治療の数を減らす方法の一つだと思います。

私は、幸運なことに、人前でプレゼンテーションをさせて頂くチャンスを多く頂いています。これは、自分の財産でなく、社会に貢献せよ、と神様が自分に言っているのだと思っています。このチャンスを生かし、世の中から根管治療の数が減るよう、多くの人に声かけをしたいと思います😆根管治療なんて、人類にとって負の遺産でしかないのだから。