歯並びが悪いと腰痛になるって本当?

投稿日:2017年3月24日

カテゴリ:小児矯正

こんにちは😆

サッカー日本代表、UAEに勝ってよかったですね😊負けたら、ワールドカップ出場が危ない状況。勝つのと負けるのでは全然違います。本大会に出場して、前大会の雪辱を晴らして欲しいところです😀

今日は、歯並びと腰痛の関係性について解説しますが、まず初めに、「ロベットリアクター」という理論について説明したいと思います。聞いたことのない言葉だと思いますが、ロベットリアクター理論とは、脊椎(背骨のこと)が対になって動き、上の骨がゆがむと下の骨も一緒にゆがんでしまう、ということです。特に、頚椎(首の部分の背骨)と腰椎(腰の部分の背骨)が連動して動きますので、首の骨に異常があると、それに連動して腰にも負担がかかるのです。

では、なぜ歯並びと関係があるのか?それは、歯並びが悪いということは、上顎の成長が足りないため、舌のスペースがありません。すると、舌は下がり気道をふさぎます。それでは、息がしづらいので、人間は上を向いて気道を確保します。息をしていない人に人工呼吸するときの気道確保と同じ原理ですね😆しかし、上を向いては前が見えないので、首を傾けたまま前を見ます。首を傾けたままということは、首の背骨、つまり頚椎にゆがみがあるということになります。ロベットリアクター理論から見ると、まさに、首のゆがみが、ダイレクトに腰骨に影響し、腰痛につながります。

すなわち「歯並びが悪い→上顎の成長不足→舌のスペースがない→舌が落ちて気道をふさぐ→上を向いて気道確保→首を曲げて前を見る→頚椎がゆがむ→腰に負担がかかる→腰痛」という負のスパイラルができあがってしまいます😢歯並びが悪いのは、腰痛の原因となり得るのです。自分も腰痛持ちですが、歯並びが悪いですから😣腰痛で悩んでいる方がいらっしゃったら、もしかすると、それは、歯並びが悪いことに根本的な原因があるのかもしれません。

そして、子供の頃から、口を閉じ、舌を上顎につけ、鼻呼吸するし、上顎を確実に成長させてあげることが、将来の腰痛の予防になる、ということが言えるのではないでしょうか。

MRCシステムを用いた矯正治療は、将来的な腰痛の予防と言えるかもしれません。