歯を磨かないと歯茎が腫れて歯肉炎になります

投稿日:2017年9月8日

カテゴリ:未分類

歯周病とは?

歯茎の病気です。原因は歯茎に溜まった汚れ「プラーク」です。この病気は「歯肉炎」と「歯周炎」に分類されます。

歯肉炎

歯肉が腫れ上がる状態のことです。

歯周炎

歯を支える骨が溶けている状態のことです。

最初は歯肉炎から始まり、この状態を放置すると、歯の周りの骨を溶かす歯周炎になってしまいます。

 

歯肉炎になっている大学生の男性

定期検診で来院されて患者さんです。口の中を見てみると・・・

全体的に歯茎が赤くなり、歯肉炎になっています。

下の前歯の状態をアップしています。歯茎が赤くただれ、舌側には歯石が付いています。

右上の奥歯にもプラープがべったり。

ほっぺた側にも歯石が・・・

こんなに歯茎が赤くなり、ただれています。まさに歯肉炎になっているのです。

この一連の処置の動画を提示致しますので、ご覧ください。

 

この患者さんの治療をして感じること

患者さんがこれから歯磨きを頑張ってもらえると、この患者さんの人生は変わると思います。

なぜか?

それは、歯周病が本当に恐ろしい病気であり、この恐ろしい病気に患者さんが気付けたからです。歯周病は、歯を失う原因になるのはもちろんのこと、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などの血管の病気の原因にもなるのです。

つまり、歯周病の治療、もっと言うと「歯磨き」はこれらの重篤な病気の予防なのです。

この患者さんの歯茎がきれいになり、健康になるのが楽しみですね。

柳沢歯科医院