虫歯になりやすい被せ物 その内部では・・・

投稿日:2019年12月20日

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被せ物は人工の皮膚

歯の表面のエナメル質は、人間が卵の時に、皮膚と同じ部分から出来上がります。つまり、筋肉や骨が細菌感染しないように皮膚に覆われているように、エナメル質も、歯の内部が感染しないように歯を覆っているのです。歯に被せる、というのは、腐った皮膚の代わりに人口の皮膚をつける、のと同じことなのです。

 

段差のある被せ物 内部では虫歯になりやすい

そのため、段差のある被せ物では、内部に汚れがたまり、虫歯になりやすいのです。

ある一例を提示します。

ある左上の被せ物です。器具で触ると、段差があります。

もっと拡大すると、プラークが溜まっています。

外してみると、虫歯になっていました。

根管治療をするため、内部を見てみると、泥のような感染物が入り混んでいました。

被せ物の精度が悪いと、こんなにも内部に汚れが浸透するのですね。恐ろしいですね。

 

まとめ

このような状況にならないためにも、精度の良い被せ物を装着するのは大切なことです。まさに、歯を守るための「人工上皮」ですね。

このようなコンセプトで被せ物の治療を行なっている調布市の歯科医院をお探しの方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院