強い痛みで根管治療を行なった下の奥歯

投稿日:2019年12月29日

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強い痛みを主訴に来院された患者さん

右下の奥歯に非常に強い痛みを訴え来院した患者さんです。診査の結果、根管治療が必要と診断し、根管治療を行なっていきました。

術前のレントゲン写真です。歯髄を呼ばれる軟組織、いわゆる神経の入っている空洞に近い大きな金属の詰め物が入っていました。

 

マイクロスコープを使い根管治療を行いました

今回の右下の奥歯の根管治療は、マイクロスコープを用いて根管治療を行いました。いわゆる、精密根管治療です。

内部に穴を開け、根管を超音波チップ、ニッケルチタンファイル、ダイヤモンドバーを使い、大きくしました。

根は二本あり、これがそれぞれをマイクロスコープを用いて観察しているところの写真です。

この後、さらに根管を大きく拡大し、根管充填も行いました。

これが、術直後のレントゲン写真です。術前に感じていた強い痛みもなくなり、先日白い被せ物、メタルボンドを装着し、治療を終了しました。

 

まとめ

根管治療を痛みをとる治療ではありません。汚れを取り除き、入らないように被せ、それを細菌の少ない環境下、つまりラバーダムをして行い、歯とその周囲の組織の健康を守る治療です。なので、常に、痛みは関係ない、と患者さんには伝えています。

それでも、痛みがなくなり、患者さんが楽になるときは、安心しますね。

このような根管治療を行うことのできる調布市の歯科医院をお探しの方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院