口の中に光を!

投稿日:2020年2月10日

カテゴリ:未分類

お口の中

皆さんは自分のお口の中を覗くことがありますか?

私は子供の頃、口の中がどうなっているか気になって必死に覗き込んだ記憶があります。

大人になった現在どうでしょうか?歯茎に物が詰まったり、少し歯が黒くなったところがあると鏡を使ってみたりしますよね。

でも実際見てみると、とても見づらいですよね。鏡で見てみるのですが、なかなか見たいところが見えない。そもそも暗い。そして見ても何だかわからない。

黒くなっている気がするけど、虫歯?着色?歯石?わからないですよね。

歯科医院の必需品 

私たち歯科医師、衛生士はお口の中を見るときの必需品があります。光と鏡です。

歯科のライトはかなり強い光を使用しています。ライトで照らしてお口の中を明るくします。そして、その強い光を鏡に反射してなんとか死角にある部位を見ることができるようになります。

昔は強い光が作り出せないから外の光を利用したそうです。

新しい道具 

近年、強い光、きれいな鏡、そしてその次に新しい道具が現れました。

それはマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)です。

マイクロスコープは顕微鏡なので今まで肉眼や眼鏡で見ていた歯を拡大して見ることができます。大体肉眼の230倍くらい拡大して見ることができます。

実際の画像がこちらです。

倍率を上げていきます

 

どんどん近くなります

 

このように倍率も変化させることができて見にくいところまで正確にみることができます。 

この写真では汚れているところが明確にわかります。歯と歯の間に汚れがあります。ここに金属の詰め物があるということは、この患者さんは昔からこの歯の間の汚れを取らずに放置していたから虫歯になって金属の詰め物をしたのでしょう。そして金属の詰め物をしたのにまた汚れを放置しているから再度虫歯になる可能性があるかもしれません。これが見えてるからわかることなのです。

どこが汚れていて、どこが虫歯になっているというのが正確に見えるのは、マイクロスコープのおかげです。

 

まとめ

歯科治療には強い光と鏡が必要。

マイクロスコープによって拡大して精確に治療することができる。

マイクロスコープは倍率を変化させることができる。

マイクロスコープを使って精密な治療をしている調布市の歯科医院をお探しの方はお気軽に連絡ください。