右上の歯茎の腫れと痛みを訴え来院した患者さん

投稿日:2020年3月28日

カテゴリ:根管治療

歯茎が腫れて痛い・・・ 原因は?

右上の歯茎が腫れて痛いと来院した患者さん。

診査し、根管治療が必要と診断しました。この症状の原因は、おそらく、根管内の感染、つまり歯の内部にこびりついた汚れなのです。

 

こんなにもなの内部は汚れているのか・・・

根管治療を開始し、歯の内部を見てみました。

なにやら、汚れているような・・・

内部に振動を与え、以前に入っていたガッタパーチャポイントを取り除くと、ドス黒い汚れも一緒に出てきまいた。

さらに奥までアプローチすると、ホコリのような汚れの塊が出てきました。自分の感覚ですが、おそらく、冷蔵庫の裏側よりも汚いのでは?と思うくらい汚れていました。

さらに、汚れをとり、殺菌作用のある薬で良く洗います。

だいぶキレイになった状態です。根の内部壁の色が黒いため、分かりづらいかもしれませんが、確実に細菌の数は減っています。根の先が溶けて、その先の組織が見えてしまっています。

この後、MTAセメントでつめ、一回で治療を完了させました。

 

まとめ

日常的に行われている根管治療、目的は歯の内部をキレイにして、根の先の組織の健康を取り戻すことです。簡単に言いますが、これ、とても難しい治療です。一般の治療では、なかなか難しいでしょう。だからこそ、現に再治療が多いのです。

しかし、これが、私のもっとも得意とする分野です。

このような根管治療のできる調布市の歯医者をお探しの方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院