金属の下に潜む虫歯!

投稿日:2020年4月22日

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虫歯を治して銀の詰め物を入れた人は多いと思います。

何十年も昔から行われていた治療です。

実はこの金属の詰め物は、高度な技術がないと段差ができてしまいます。段差があると汚れやすくなり、再度虫歯になります。また、セメントで装着しているので、セメントが溶出して取れることもあります。実際、金属の詰め物が入っている場所の再治療や、詰め物が取れて歯医者に行ったことある人はとても多いはずです。

 

この写真をご覧ください。

  

これは金属の詰め物と歯に隙間ができて虫歯になっています。

隙間があると汚れが詰まって取れないままになります。汚れが取れないと細菌が繁殖します。お風呂場でも汚れが取れていない場所は黒いカビが発生しますよね。汚れが取れないということは細菌が繁殖します。さらに放置すると歯が溶けて穴が大きくなります。これが進行し続けます。どんどん虫歯は水面下で多くなります。

こうなると、痛みが出たり、神経まで虫歯の菌が入ってしまい、大きく歯を削ったり、神経を抜く必要が出てきます。最悪の場合、歯を抜かなくてはいけません。ちなみに、歯を抜いてしまった場合、人工の歯を植えるインプラントの処置などがありますが、安くても40万円ほどかかります。

もちろん他の処置もありますが、入れ歯であったり、他の歯を削る処置が必要になります。

 

小さな始まり

少しの段差から始まったことですが、放置すると大変な治療になってしまいます。

痛みがあるかないかは関係ありません。まずはしっかり近くの歯医者さんに行ってお口の中を見てもらって自分のお口がどのような状況なのか説明してもらい把握しましょう。

 

まとめ

金属の詰め物は段差があるときがあります。

金属の下で虫歯になっているとどんどん進行します。

歯を抜いてしまうと、高い金額、他の歯を犠牲にすることになります。

自分のお口が気になる方で調布市の歯科医院をお探しの方はお気軽にご相談ください。