虫歯になった歯は溶けています

投稿日:2020年10月14日

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詰め物が取れたとのことで来院された患者さん

今回の患者さんは50歳代の男性です。

下の一番奥の歯の詰め物が取れてしまった、とのことで来院されました。

マイクロスコープで、その詰め物の取れてしまった歯をのぞいてみるとみると・・・

その歯の内部は、湿った様子でボソボソしているような状況になっていました。この部分を、専用の器具で触ってみると・・・

朽木のように、柔らかくなっていました。まさに、「虫歯で歯が溶けている」状態でした。このような状況では、詰め物を維持させているセメントも、歯には、ろくについてはおらず、「そりゃ外れるだろう」といった感じです。

しかし、なぜこのような状況になってしまったのか?おそらく、以前の治療の際に起きてしまった「虫歯の取り残し」だと予想します。

「虫歯を取り除く」という作業、実は、みさなさんが思っている以上に難しいです。特に、このような奥歯で、しかも、口が飽きずらい人、舌が大きい人などは、なおさらです。

このように、難しい虫歯の除去、を当院では、マイクロスコープを用いて行なっています。

このように、虫歯になってる歯を拡大し、精密に虫歯を取り除きます。

キレイになった状態です。

虫歯、と簡単に言いますが、その除去はとても難しく、肉眼では、なかなか確実に行うことは難しいです。しかし、当院では、このような虫歯を確実に取り除くために、マイクロスコープを用いて行なっております。

このような治療をご希望の方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院