歯根の内部はこんなにも汚くなります

歯の内部の汚れ取り

歯科医院で、日々日常的に行われている根管治療。簡単に言うと「神経の治療」「根のの治療」と呼ばれていますが、この根管治療とは、一体、なにをやっているのか？

答えは簡単です。「歯の内部の感染の除去」。つまり、歯の内部の「ブラッシング」をしているようなものなのです。

この感染を、歯の内部から取り除くことによって、歯とその周囲の組織の健康を守ることが、根管治療の目的です。

実際の内部の感染とは？

「細菌感染の除去」と一言で言いますが、実際に、歯の内部をマイクロスコープで見ても、細菌はみえません。しかしながら、歯の内部が非常に汚れているのは確認することができます。

実際の写真を提示いたします。

ある歯の内部です。超音波チップで振動を与えながら触ると・・・

こんなにグジョグジョなものが出てきます。恐ろしいですよね・・・

痛みがなくても、このように歯の内部が感染していることなど、日常茶飯事です。むしろ、このようになっている歯の方が多いくらいですね。理由は、根管治療が、異常に難しいからだと、個人的には考えています。難しいから、半分以上が失敗してしまうのですね。

当院では、100%は無理ですが、それでも、90%以上が、通常の根管治療で上手くいっています。外科的歯内療法も、ほとんどありません。

このように、精度の高い、そして、成功率の高い根管治療を希望される方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院