親知らずが残っているメリット

投稿日:2021年1月29日

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移植に使える

「親知らずを抜きました」とよく耳にする方も多いかと思いますが、親知らずを抜歯する理由としてあげられるのが、

親知らずの周りに炎症が起きる

手前の歯が痛む

この二つです。

しかしながら、親知らずが残っているメリットもあります。「移植」できることです。他の歯がダメになり、抜歯になった場合に、多くの場合がブリッジやインプラントが選択されますが、親知らずが残っている場合は、この移植ができる可能性があります。

とある患者さん。

右下の奥歯の根管治療をしたところ、内部に穴ぼこ(パーフォレーションという)が空いており、残念ながら、抜歯と診断になりました。普通は、おそらく、インプラントを提示される場合が多いかと思いますが、この患者さん。

奥歯に親知らずが残っていました。

もちろん、この患者さんに、この親知らずの移植を提示したところ、希望されました。

一度歯を抜いて、違うところに植え直すので、歯にダメージが出てしまうこともありますが、それでも、天然のものを使えるので、患者さんにも優しいです。

親知らずの移植にご興味のある方は、ぜひご相談ください。

柳沢