マイクロスコープで確認した細かい歯の内部

投稿日:2021年6月17日

カテゴリ:根管治療

歯茎が腫れた・・・

患者さんは50歳代の女性。左下の奥から2番目の歯の歯茎が腫れた、とのことで来院されました。

これが、歯茎の腫れた左下の歯です。

話し合いの結果、根管治療をすることになりました。

歯のない部分を、コンポジットレジンで修正し、人工の壁を作り、ラバーダムを施し、歯の内部にアプローチしていきました。

2本あるうちの1本が、複雑そうでした。マイクロスコープで確認し、

ニッケルチタンファイルと超音波チップを使い、丁寧に入り口を広げて、内部がどうなっていくのかを確認しました。

すると・・・

根管の入り口が3つありました。少しでも見逃すと、歯茎の腫れの原因となっている細菌感染を取り残してしまうことになります。

このように、歯の根の内部は、非常に複雑で、マイクロスコープがないと、正確に確認することはできません。

根管治療がうまくいかずに悩んでいる方は、あとを絶ちません。このような精度の高い根管治療を希望される方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院