虫歯は少ない しかし、歯並びが・・・

投稿日:2021年11月6日

カテゴリ:小児矯正

1歳半検診に行きました

先日、調布市の1歳半検診に行ってきました。30人ほどに1歳半前後の子供達の口腔内の検診です。この検診で、強く思ったことがあったので、このブログで共有したいと思います。

その内容は

ほとんどの子どもの歯並びに問題のある

ということです。

子どもの歯の歯並び、つまり「乳歯列」には「発育空隙」と呼ばれる隙間が、それぞれの歯にあるのが通常です。しかしながら、今回の検診で痛感したこと。それは発育空隙がなく、むしろ、乳歯列なのにも関わらず、歯がガタついているいわゆる「叢生」とよばれるものでした。

現代の乳幼児は

「虫歯はほとんどないが歯並びに問題がある」

子どもが多いのです。

これは、大問題です。歯並びが悪いのは、顎の成長不足によるものが多いので、顎の内部にある呼吸器や脳に問題がある可能性があるのです。

当院で行なっているような、歯並びではなく、顎の成長に焦点を当てた小児の治療が、早く普及すると良いのですが・・・

今度も、啓蒙活動をしていく必要がありますね。

柳沢歯科医院