歯石ってこうやって付いている

投稿日:2021年11月11日

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歯石とは?

歯についた石灰化物です。文字通り、石のようなものです。

細菌と細菌のしたウンコの塊であるプラークが歯に付着し、放置すると、プラークに、血液内の存在するカルシウムなどが沈着し、固まって歯にこびりつくと言われています。

では、実際に歯石のついている状況とはどのようなものなのでしょうか?

マイクロスコープで撮影した写真を提示します。

ある下の奥歯の歯茎のキワを拡大して見ています。汚れがついているのがわかると思います。

この部分を、先端の尖った器具で触ると・・・

ボソッと、汚ならしい固い塊が取れました。これが歯石です。

その後、この部分を少し触ってだけで、出血してきました。歯茎に炎症が起きています。まさに「歯周病」なのです。

この状態、全く痛くありません。このことからも、歯科治療は、痛みに対して行なってはいないことがわかりますね。

歯周病は、症状なく進んでしまう、恐ろしい疾患です。この原因の一つが、汚れの取り残し、つまり歯石です。

メインテナンスを行い、可能な限り、歯石を取り除きましょう。

柳沢歯科医院