歯と歯のお掃除

投稿日:2022年4月30日

カテゴリ:虫歯治療

前回も書きましたが、虫歯で大変なのは歯と歯の間です。

歯と歯の間の汚れは歯ブラシでの磨きだけでは取ることができません。家のお掃除と一緒で一つの掃除機で全てが事足りるかと言ったらそうはうまくいきません。ほとんどが掃除機でうまく綺麗にできるけど、高いところの埃や、本棚、冷蔵庫の裏は専用の道具を使用しないと中々うまくいきません。

歯磨きも歯ブラシで大部分が綺麗になりますが、歯間はどうしても難しいです。そして、歯間の汚れこそがとても悪さをするので、ちょっと汚れてても大丈夫と磨かないで放置すると虫歯になるのが問題です。

何を使用するかというと、歯間ブラシ、フロス、などがいいです。ジェットウオッシャーもいいと思います。汚れが取れればなんでもいいです。データでは歯間ブラシが清掃性は一番高いと言われていますが、ジェットウオッシャーで綺麗にできるのであればそれでもいいです。しかし、この様な道具を使っているから大丈夫と慢心は危険です。しっかり磨けているかチェックすると意外に磨けてないことがあります。

何を使ってもいいですが、目的は綺麗にすることなので、苦手なところやできていないところをチェックしてもらいましょう。

糸ようじやってますと言っても、汚れがあって虫歯になる人もたくさんいます。

この写真は歯と歯の間で虫歯になっています。この写真はマイクロスコープという拡大してみることができる歯科用の顕微鏡を使っています。当院ではマイクロスコープを使用して精密に治療を行ってなるべく歯を長期に保存できるようにしています。

別の方の写真ですが、これも歯と歯の間で虫歯です。

角度を変えて拡大するとよくわかります。上から見ただけではわかりません。

少し削ると大きく穴になっているのがわかります。

歯と歯の間はとても磨きにくく、汚れやすいです。

そして、放置するとしっかり虫歯になります。

痛くないから大丈夫と思っていると、どんどん虫歯は進行して、神経まで到達することがあります。

歯を少しで長持ちさせるには、神経を取らないようにするのはもちろんですが、なるべく自分の歯を残しておくことが大事です。

早期発見早期治療をするために、マイクロスコープでの治療はとても重要です。

マイクロスコープでの根管治療や虫歯治療を希望して調布市の歯科医院をお探しのかたはご連絡ください。