根管治療ではマイクロスコープを使用します

投稿日:2023年3月22日

カテゴリ:根管治療

根管治療は虫歯が大きくなった場合や歯茎が腫れたり、噛むと違和感、痛みが出た時に必要になる事がある治療です。

原因は細菌感染です。治療は細菌を可能な限り除去して綺麗な状態で封鎖することで治癒を促します。

しかし、言葉で書くと簡単ですが、保険治療での全国の成功率は3〜5割と言われていて、かなり低いのが現実です。実際に私の感覚としても、一度治療したけど治らなかったので再治療を希望して来院される方がとても多いです。

そして、当院や他の根管治療に特化した医院では成功率は8〜9割ほどあります。

この成功率の差は、知識や技術はもちろんですが、道具も違います。

根管治療に特化している医院での決定的に違うところは、マイクロスコープ、ラバーダム、CTなどが挙げられます。

マイクロスコープは肉眼の2〜30倍ほど拡大してみることができます。

歯はとても小さく、そして口の中は暗くてよく見えません。

根管治療は、歯の根の内部を探っていきます。

歯の根なので、さらに小さく、暗いです。肉眼での治療を行う場合は感覚が頼りになりますが、それだけで治療するのは一部の神業レベルでできる先生のみです。

基本的には目で見えた方が治療の精度は上がります。

これはラバーダムをして、歯の内部をマイクロスコープで見ているところです。

マイクロスコープは拡大するだけではなく、強い光で明るく照らし、さらに記録することも可能です。

さらに拡大率を上げることもできます。

治療中に必要に応じて拡大して細かく汚れがないか確認しながら綺麗にしていきまう。

このように一つ一つの歯を丁寧に観察し治療することでその歯を長持ちさせる事ができます。

根管治療でお悩みの方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。