一番奥の磨きにくい歯が虫歯になってしまった

投稿日:2023年3月30日

カテゴリ:虫歯治療

虫歯にはなりやすい歯となりにくい歯があります。

年齢によっても違いますし歯並びによっても違いますが、だいたい虫歯になりやすい位置や歯の部位は決まっています。

その中の一つに奥歯の虫歯があります。割合としては一番多いと感じるほどではないのですが、お口が小さい人や頬の筋肉が強く張っている方などに多いイメージです。この原因は歯ブラシが奥歯まで届きづらくプラークが停滞しやすいからです。

ある患者さん上の一番奥歯です。

黒くなっているところや穴が空いています。

詰め物も入っていますが、不適合な状態です。

患者さんに治療が必要なことを説明したところ治療を希望されたので虫歯を除去していきました。

虫歯と不適合な詰め物を除去したところです。

詰め物の治療はお口の中で直接詰めるので、唾液や舌、頬などに触れたり、呼気などの影響を受けると接着力が著しく落ちたり強度が弱くなったりします。歯に青いシート(ラバーダムシート)を装着することでそれらのものを排除し高い精度で詰める事ができます。

詰め物を詰めたところです。

適合性も問題なく詰める事ができました。

虫歯治療で大事なのはしっかりと虫歯を除去し高い精度で詰める事ですが、それよりも虫歯にならない方に努力する方が大事です。

定期的に歯科医院に行って歯ブラシのやり方を学んだり、自分の磨きの苦手な部位を教えてもらいましょう。

虫歯治療でお悩みの方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科院にご連絡ください。