詰め物の間にものがよく詰まる。銀の詰め物を外す。

投稿日:2023年5月18日

カテゴリ:虫歯治療

ある患者さんが歯の間にものがよく詰まるので診てほしいと当院に来院されました。

数年前に銀歯の詰め物を詰めて、痛みもなく噛む時の問題はないが最近ものがよく詰まって困っているとのことです。

マイクロスコープで記録したものです。

噛む面には問題はなさそうです。しかし気になっている部分は歯と歯の間です。

上に写っている歯と歯の間が少し黒くなっています。

角度を変えて観察すると、手前の歯と歯の間は汚れが詰まっていました。

患者さんは普段歯間ブラシなどは使用せず、ものが詰まった時だけ糸ようじをしているようです。

歯と歯の間によくものが詰まったり、フロスが引っかかったりする場合は虫歯の可能性があります。

患者さんと相談して詰め物を外してやりかえることにしました。

詰め物を外したところです。

歯と歯の間が特に黒くなっています。黒い部分の近くの変色している箇所は柔らかくなっていました。

歯と歯の間にものがつまりやすくて磨きも甘いと虫歯になっていることがとても多いです。

一見汚れが取れていても銀歯の下で虫歯になっていることも多いので、気をつけないといけません。

痛みなどの症状がなくても定期的にクリーニングに行ったほうがいい理由はこのようなケースを早めに見つけることができるからです。

虫歯の治療やクリーニングを希望で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。