問題なさそうな歯だと思ったら、実は大きな虫歯でした

虫歯のイメージは、痛い、歯が黒いというのだと思います。

確かに痛みが出る時もありますし、歯が変色して黒くなることもありますが、そうでない時も多いです。

痛みが出てなくても虫歯のこともありますし、色が白くなっていたり、茶色になっていたりしても虫歯の可能性があります。

痛みがなくても虫歯があると言うのはなかなか実感しづらいですが、ある意味癌などの病気と一緒です。

常に痛みがあるわけでなく、痛みがないまま悪くなることもありますし、とても強い痛みが出ることもあります。

進行しすぎると大変なことにもなります。なるべく早期に発見して治療に介入した方がいいです。

虫歯はまさにそう言う部分が癌ににています。痛みがなく大きく進行してしまうこともありますし、軽度なのに痛みが出たり、大きくなりすぎると抜歯をしないといけないこともあります。

この写真は下の奥から四番目の歯です。

一見問題なさそうに見える歯ですが、歯と歯の間が大きな虫歯です。

かなり大きく直ぐに治療に介入しないといけない状態で、神経をぬく必要がある可能性もありました。

歯の表面を削っていきました。内部がドロドロになっていました。

虫歯染め出し液を使用してみると、はっきり虫歯がわかります。

表面の虫歯ではない部分は染まりませんが、内部は広範囲に染まっています。

ここは全部取り除かないとどんどん内部に進行します。

虫歯を削ってラバーダムをしたところです。

唾液の侵入を防ぎ感染しないように、神経を守るために清潔な状態で治療を行います。

虫歯は取り除き綺麗になりましたが、歯の大部分がなくなってしまいました。

ここから詰めていき、虫歯にならないようにしていき、噛めるようにもしていきます。

虫歯治療でお悩みに方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。