マイクロスコープで神経の状況確認

投稿日:2023年10月19日

カテゴリ:根管治療

歯の内部の神経とは?

歯の内部に存在するゼリー状の組織のことです。正式名称は「歯髄」と言います。この歯髄に虫歯や歯に生じたヒビなどを経路として細菌感染すると、夜も眠れないくらい激しい痛みを感じたり、神経が死んでしまう、いわゆる「歯髄壊死」を起こしてしまうのです。

 

神経の状態を確認してほしい・・・

先日、「右下の歯の神経の状況を確認して欲しい」、とのことで来院された患者さんがいました。他院にて神経の治療を薦められたそうで、不安を感じ来院されました。患者さんが治療方針に不安や納得感を得られていない場合に重要なことは、精度の高い診断です。

このような場合に行う主な診査は、歯に冷たい物を当てたり、電気を流して反応を見る「歯髄診」と呼ばれるものです。

しかし、これらの診断は有効ではあるものの、確実なものではありません。今回の患者さんのケースでは、確実に根管治療が必要なのかは判断できませんでした。

そのため、マイクロスコープを用いて、拡大し、直接内部の状況を確認することにしました。

ラバーダムをして確認してみると、すでに歯髄は感染して溶けている「歯髄壊死」、いわゆる神経が死んでいる状態でした。

患者さんとしては、神経が残せるものなら残したいというのが本音でしたが、実際にはすでに神経は無くなっている状態でした。そのため、これ以上の感染を防ぐため、根管治療を行うことになりました。

このようにマイクロスコープを用いて歯の内部を拡大し観察し、さらに写真や動画を撮影し患者さんに説明することにより、分かりにくかった歯科治療は、見て確認できるものになるのです。

このような治療を希望せれる方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院