自分では気づかない虫歯、歯科医師も・・・

投稿日:2024年3月1日

カテゴリ:虫歯治療

実は虫歯はなかなか自覚できない病気です。

 皆さんの中では虫歯になったらしみるでしょう?と思っている方がいるかもしれません。

しかし、しみない虫歯の方が多いです。

 虫歯になったら黒くなるからわかるでしょう?

黒くない虫歯もありますし、歯と歯の間や歯の裏側、銀歯の下などは見えません。

 虫歯になったらフロス(糸ようじ)がほつれるでしょう。

確かにこれは気をつけるポイントではありますが、ほつれないくても虫歯のことがあります。

患者さんは痛みと見た目で判断することがほとんどで、口腔衛生に気を遣っている方でフロスなどのほつれで判断することがあります。しかし、この判断では虫歯はほとんど見つけることができません。もちろん一つの指標になるので、痛み、見た目、ほつれがあったら歯科医院に行ったほうがいいのは間違いありません。

実際には、虫歯は判断できる前から存在し、その時点でアプローチするべきです。虫歯によって穴が空いてしまったら、歯は自然に回復はしません。つまり、虫歯が大きくなればなるほどその歯は無くなってしまい。神経を取る可能性や歯を抜く可能性が高くなります。

だから当院では、可能な限り小さい虫歯でなるべく歯を削らずに治療することでその歯を長持ちさせることを心がけています。

そして、この小さい虫歯を見つけるのは、歯科医師でもかなり難しいです。

当院ではマイクロスコープという肉眼の2~30倍の歯科用顕微鏡を用いて虫歯を探しています。肉眼だけで小さい虫歯を見つけるのは至難の技です。たまたま一個見つけても他の歯の見落としがあるでしょう。

この患者さんは数ヶ月前に他院でクリーニングでチェックしてもらいましたが、引っ越して当院に来院されました。

口腔内の写真です。上の犬歯です。

この写真よくみると歯と歯の間が黒く透けています。さらに拡大し、特殊な器具を入れてチェックしていきました。

より透けて黒くなっているのがわかると思います。

ヒビも入っています。そして歯と歯の間に穴が空いているのがわかるでしょうか?

ここまで拡大してだいぶ虫歯が確認できます。虫歯は進行するか、現状維持です。よくなることはないので、この小さい段階で治療を行うべきです。

実際の治療している写真です。一部を削ると見えてきました。

穴が空いて表面のエナメル質がかけています。

虫歯染め出し液を使用したところです。

これで虫歯がイメージしにくかった人にも見えるようになります。

穴の空いた部分が染まっています。。穴は虫歯で表面は汚れです。

このようにしっかり虫歯かどうかをわかりやすくすることがとても大事です。削るときの目安になるし、健康な部分を削らないことができます。そして患者さんも虫歯だったことを実感できます。

虫歯を取り除き、ラバーダムマスクをして詰める作業に入ります。

詰めた後です。

段差なく詰めてあるのがわかります。

歯を削らない治療は大切です。しかし、虫歯を見つけれなければ意味がありません。

しっかりと診査してもらい、虫歯があったのであれば早急に、そして精度の高い虫歯治療を受けることで歯を長持ちさせましょう。

虫歯治療や診断でお悩みの方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科院にご連絡ください。