被せ物の隙間から虫歯になります

投稿日:2020年10月4日

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レントゲン写真で明らかな段差があった

患者さんは、40歳代の女性。左下の奥歯の強い痛みで来院されました。診査をすると、左下の奥歯から3番目の歯(親知らずを含めて3番目)の虫歯が大きく、神経を取る必要がありました。

この治療は無事終わったのですが、その一つ奥の歯に被せ物があり、その被せ物と歯に明らかな隙間、段差がありました。患者さんに説明し、外してその部分を見てみると・・・

その「きわ」が明らかに茶色くなり、触ると朽木のように柔らかく、虫歯になっているのがわかりました。

これでは、歯への感染はドンドン広がり、寿命は縮まります。精密な治療が必要になります。実際に、この患者さんと相談した結果、神経の治療を再度行うことから行いました。

 

こうならないために何が必要だったのか?

精度の高い被せ物です。精度とは、ここでは、どれだけ歯にフィットしているか、段差がないか、ということです。

このような被せ物です。歯と被せ物の隙間がほとんどないのがわかると思います。このような精度の高い被せ物が、その歯を守ることができるのです。つまり、虫歯にならない被せ物なのです。

歯科治療は、インプラントや矯正、白い被せ物で見た目が良い、など、患者さんにわかりやすいところが注目されがちですが、実は、そこが本質ではありません。

歯科治療の本質は、患者さんのわからない部分いあります。このような精度の高い歯科治療のできる調布市の歯科医院をお探しの方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院