再根管治療。封鎖をどれだけ緊密にできるかで成功率が変わります。

投稿日:2024年4月25日

カテゴリ:根管治療

根管治療は、歯の内部の汚れを専用の道具を使用しながら描き出します。そして、洗浄液を使用して、綺麗にしていきます。根の内部が綺麗になったところで根管充填を行い、根の治療は終わります。その後は土台を建てたり、被せ物を装着し歯として機能を回復させていきます。

根の内部は綺麗にしていきますが、細菌は全て消えるわけではありません。

そのため、空洞のまま放置すると細菌が繁殖してしまいます。

せっかく綺麗にしたのに意味がなくなってしまいます。

根管治療後は、緊密に封鎖する必要があります。

根管充填

この根の中を封鎖することを根管充填と言います。

根管充填は、ガッタパーチャというゴム製の材料とシーラーという薬液を使用するやり方と、MTAセメントというセメントで封鎖する方法があります。

それぞれメリットデメリットがあり、状況によって使い分けることが多いですが、片方のみしか使用しない先生もいます。

この写真は根管治療で綺麗にしたところの写真です。

大臼歯という歯で3本根っこがありました。

内側の根にガッタパーチャで根充しました。

こちらも同様にガッタパーチャで根充しました。

当院では根の先が大きく拡大しているケースや大きな穴が空いているケースなどにMTAセメントを使用します。

それぞれの特性を理解した上で使用し、歯を守っていきます。

根管治療でお悩みの方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科院にご連絡ください。