銀歯を白くしたい。外したら虫歯が見つかりました。

投稿日:2024年4月27日

カテゴリ:虫歯治療

当院のホームページを見て銀歯を白くしたいということである患者さんが来院されました。

痛みなどの症状はないけど、下の奥歯の銀歯の見た目が悪いので、白く綺麗にしたいという希望でいらっしゃいました。そして、なるべく歯を削らずに、歯を残して治療ができるかどうかを心配していました。

銀の詰め物を白くする方法

基本的には三種類ほどあります。

①白いコンポジットレジン(セラミックを混ぜた高分子の樹脂)

②セラミック系の詰め物

③セラミック系の被せ物

この三つになることが多いです。

元々の詰め物の範囲や虫歯の範囲が小さければ①②で選ぶことが多く、範囲が大きければ③になる可能性がでてくるというイメージです。

これは、歯の量が元々削られて少ない場合は、詰め物をすると将来歯が欠けてしまう可能性があるからです。長期的に見ると歯を失ってしまう可能性を上げてしまうので、被せて歯が欠けるのを防ぐ必要があるのです。

これが患者さんの銀歯です。

範囲として中くらいの範囲でしょうか。小さめとも判断できます。

銀歯を外してみて、虫歯の可能性があるので確定はできませんが、詰め物で治療をすることになりました。

銀歯を外してみると、黒くなっている箇所があり、触ってみると少し柔らかくなっていました。いわゆる虫歯です。

銀の詰め物の下の虫歯は見つけるのが難しいです。外してみて初めて虫歯が見えてくることは多々あります。レントゲンでも見つからないことがあります。

今回の虫歯はそこまで深くなかったので、神経を残し詰め物をおこなっていきました。

コンポジットレジンで治療を行いました。

セラミックより歯を削らずに治療ができ、脱離することがほとんどないのがメリットです。

デメリットは長い年月で歯とレジンの間に色素が沈着したり、摩耗したり、かけたりすることがあります。

歯を削らない治療を希望して言いたのでコンポジットレジンで治療をして満足していただけました。

虫歯治療や銀の詰め物の治療を希望して調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。