外れていた銀歯。痛みと虫歯は関係あるのでしょうか?

投稿日:2024年5月4日

カテゴリ:虫歯治療

概要

右下奧の歯が食事の際に痛いとのことで来院されました。本人は銀歯が外れていたことにはしばらく

気づいていなかったそうです。痛み🟰虫歯なのでしょうか?との質問もありました。

口の中はサインを出している!

もちろん痛みの主な原因が虫歯で引き起こされることもありますが、痛みが発生しない虫歯も多く存在します。私たちは

①視診

②触診

③レントゲン検査

④患者さんの痛み(しみる、ズキズキ、噛むと痛いなど)

⑤虫歯を検知する液での検査  など

を用いてさまざまな観点から虫歯の深さであったり範囲を診断します。そのため痛みは一つの検査結果に過ぎないのです。それだけではなく、虫歯以外の原因によって痛みなどの症状が引き起こされる場合もあります。実際に今回の患者さんは銀歯が外れた部分にはほとんど虫歯はありませんでしたが、手前の歯との間に食べカスが詰まっていたことによる歯茎の痛みが生じていました。

この画像は虫歯を検知する液を使用した後ですが、ほとんど染色されていません。

しかし、着色部分の粗造感が認められたため、一部除去しました。

今回の治療を通して患者さんにお話したのは「痛みがあるから虫歯を治療しに行く」では解決しないことがあるということです。痛みがない虫歯でも静かに進行し、症状が出た時には大きな虫歯となっているかもしれません。また、虫歯を治療したのに痛みが取れないなどは先ほど述べたように食べカスにより痛みが引き起こされていることもあります。その際には患者さん自身でのセルフケアが重要になってきます。そこで私たちができるのはお口の中の状態を伝えて、まず状況を理解してもらうことです。乗ったことのない車を運転するのが難しいように、自身のお口の中を知らなければセルフケアも難しくなってしまいます。

まずは歯医者さんで適切な検査、必要に応じて治療を行いその後は患者さん自身でコントロール出来るお口の中を作っていきましょう。

今回の患者さんも話を熱心に聞いてくれて治療がどういうものかもわかる部分が増えたとモチベーションが上がってくれました。

虫歯治療や銀の詰め物の治療を希望して調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。