大きく詰めていた銀歯。次はどのような治療へ進むのでしょうか?

投稿日:2024年5月21日

カテゴリ:虫歯治療

概要

右下奥歯が欠けてしみるとのことで来院された患者さんです。右下の奥歯にはかぶせものには

なっていませんがかなり大きい範囲に銀歯が詰められていました。

患者さんからは新しい銀歯に作り直せば良いかな というお話がありました。

その後患者さんとお話して虫歯の大きさによって治療方法が変わるお話をして、

銀歯・虫歯の除去を行いました。

なるべく削らないことが必ずしも安定する治療ではない事がある

神経が健全に生きている歯において虫歯・銀歯の再治療後は以下のような修復方法があります。

①白いコンポジットレジン(削る量小〜中程度)

②セラミックやゴールド、銀歯などのインレー→部分的詰め物(削る量中程度)

③セラミック系やゴールド、銀歯などのクラウン→かぶせもの(削る量中〜大程度)

 

たとえば、なるべく自分の歯を削りたくないという患者さんは①で修復可能な時点で治療を開始することが

重要となり、なおかつマイクロスコープ下での治療によってより精密な修復が有効的です。

①は虫歯の範囲や症状の状況によりますが単回で治療が終わることが多いです。

②・③は型取りなどが必要となるため複数回の治療になることが一般的です。

これらの治療もマイクロスコープを使用することにより、適合の良い長持ちしやすいものを形成

型取りすることができます。

また、このような虫歯の場合には肉眼では見えにくい微小な歯の亀裂なども確認でき、

見落としてしまう可能性が減少します。

銀歯除去前の来院当初の写真です。上から見ている写真ですが、銀歯が大きく入っていることが

わかります。

欠けてしまっている部分も大きく、ここからしみる症状が出ていた可能性が高いです。

銀歯を除去していくと、こんなにも広い範囲に汚れや虫歯が見えてきました。

欠けていたのは少しでしたが、銀歯の下まで広がっていることが割合的にも多いです。

今回の患者さんのこの歯は残っている歯質が非常に少なく、このまま部分的な詰め物を再度作り直すと、

薄い歯質の部分が噛む力に耐えきれず、割れてしまう恐れがあります。また、何回もこの歯は欠けたり、

虫歯の再発で再治療を繰り返しているため、どんどん神経に近い部分まで削っている状況のため、

次の虫歯の再発で神経をとる根管治療になってしまうことも考えられます。

可及的に健全な歯は削らず残していくことももちろん重要ですが、長く安定してむし歯にならずに

残すためには時にはしっかりと削ることも必要です。

このお話をした上で、患者さんはかぶせものを検討していく運びとなりました。

写真を見ながら話していると、歯の汚れ具合に驚きむし歯に対する危機感がより

一層増えたとのことでした。

柳沢歯科医院ではマイクロスコープによりなるべく削らない治療と適合の良いインレー・クラウンでの

修復治療が可能です。

虫歯治療でなるべく歯を削りたくない、少しでも歯を長持ちさせたいと思っている方で調布市の歯科医院を

お探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。