根管治療において大切なこと クラウンの印象

投稿日:2017年6月5日

カテゴリ:根管治療

クラウンマージンの適合性は根管治療の成功率を左右する

クラウンマージンの適合性、つまり、歯にかぶせ物が、段差なくピッタリ装着されているかどうかが、根管治療において、とても大切です。

 

印象採得の重要性

マージンの適合性の良いクラウンを作る上で欠かせないのが、精度の良い印象採得です。印象採得とは、型取りのことです。この行程において、当院で大切にしていることは、歯肉圧排とマイクロスコープによる印象精度の確認です。

歯肉圧排

歯の周りには歯肉があり、この歯肉が精度の良い印象採得の邪魔をします。そのため、歯と歯肉の間にある「歯周ポケット」と呼ばれる溝に糸を入れ込み、型取りをします。これにより、歯に歯肉が覆い被さらなくなるので、精度の良い型取りができるのです。

マイクロスコープによる確認

行った印象採得が確実にできているかどうか、型取り本体をマイクロスコープを用いて確認することが大切です。もし型取りが上手くできていない状態でできたクラウンは不良品になります。歯科治療全てに共通することですが、この行程が確実にできているかどうかを確認することが、とても大切です。

このようにマイクロスコープで印象採得ができているかを確認します。

 

患者さんの歯磨きが印象採得を助ける

印象採得の際に、患者さんの歯肉の状態が良いと、治療が非常にしやすいです。そのため、患者さんのブラッシングが上手で、歯肉がきれいだと、精度の良い型取りができます。

 

まとめ

根管治療を行った歯を守る精度の高いクラウンを作るためには、印象採得を確実に正確に行うことが不可欠です。時間はかかりますが、この行程をきちんと踏むかどうかが、治療している歯の寿命に直結します。

柳沢歯科医院