ほっぺたまで腫れた子どもの応急処置

投稿日:2019年5月5日

カテゴリ:根管治療

虫歯が大きくなると・・・

歯の内部には歯髄と呼ばれるゼリー状の組織が入っています。この組織は、大きい虫歯になると、虫歯のバイ菌の影響で溶けてしまいます。すると、もともとあった歯髄の空間が空になり、バイ菌だらけになります。このバイ菌に身体が反応し、痛みが出たり、腫れるのです。

 

歯茎が腫れて痛みが出てしまった子どもの応急処置

ある小学校低学年の患者さん。右上が腫れてしまい、膿も出ているとのこと。顔を見るとほっぺたも腫れています。診査をすると、右上の一番奥の乳歯が虫歯になり、神経まで到達するほどでした。すぐに応急処置が必要なので、麻酔、ラバーダムをして、内部を見ると・・・

虫歯が大きく、針のような器具で触ると、ズボッと穴が開きました。すると、内部から血が出てきました。

さらに進めていくと、

膿のような白い体液と血が混ざったものが出てきました。

この後、歯の内部に大きな穴を開け、できるだけ出血させます。30分後、血を出して仮フタをして終了です。

 

まとめ

このような状態になると、根管治療が必要になってしまいます。子どもはかわいそうです。痛みと腫れに耐えているのです。こうならないことが一番です。

しかし、この治療もしも必要になったなら、きちんと根管治療を受けるべきです。根管内、いわゆる歯の根の内部が感染すると、こんなにもひどい症状になってしまうのか・・・と再確認させられました。みなさん、気をつけてきくださいね。

柳沢歯科医院