銀歯の詰め物を白くしたい!

投稿日:2019年11月19日

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銀の詰め物が気になると来院された患者さん、話を聞いてみると、人前で口を開けるのが恥ずかしいとのことでした。お口の中の写真がこちらです。

この写真を見ていただくとお分かりになると思いますが奥歯に金属の詰め物が入っているのがわかります。これは歯科用語でインレーと呼び、金銀パラジウム合金でできています。

昔は虫歯の治療と言えばこのインレーでした。虫歯を除去してから、脱離しない形に歯を削ってセメントでくっつけるというものです。見た目も銀色でよろしくないですし、適合性(歯とインレーのぴったりくっついている度合い)も良くないものが多いです。適合性が良くないと隙間から汚れが入り虫歯になったり、脱離の原因になります。その他に最近では金属アレルギーの問題も話題になっています。

現在は歯科材料の発展により強度の高いプラスチックで詰めることができるようになりました。この高強度プラスチックのことコンポジットレジンと言います。コンポジットレジンは強度が高く、適度な摩耗性、接着性に優れ、色の再現性が良いです。

実際に銀歯を治療した写真がこちらになります。

 

以前の写真がないと、どこを治したかわからないと思います。銀色のインレーが白いコンポジットレジンに置き換わっています。色もきれいにマッチしていますし、歯とコンポジットレジンの境目も気になりません。患者さんも大変満足されていました。

 

まとめ

以前は当たり前のように行っていた銀色のインレーは、今は白いコンポジットレジンに置き換えることができます。全ての症例にできるわけではないですが、銀歯を治したいと調布市の歯科医院をお探しの方はぜひご連絡ください。

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