左上7の根管治療

投稿日:2019年11月18日

カテゴリ:根管治療

左上の奥歯がしみる

左上の一番奥歯がしみるとのことで来院された患者さん。見てみると、奥歯のさらに奥、親知らず側からほっぺた側の部分に大きな虫歯がありました。

診査をし、患者さんと相談の結果、根管治療を行うことになりました。

まず虫歯を取り除き、その部分をコンポジットレジンで充填し、その後、ラバーダムをして、歯の内部にアプローチしていきます。

まず、歯に穴を開けます。

内部にあるゼリー状の組織、歯髄が見えます。これがいわゆる神経です。

もう少し大きくすると、内部に石のようなものが確認できます。

触ると動きます。

内部の軟組織である歯髄を次亜塩素酸ナトリウムで溶かします。

上部の歯髄を溶かすと、4つの根管の入り口が見えます。

超音波チップと

ニッケルチタンファイルを併用し、

4つの根管の入り口、専門用語で根管口を広げることができました。次回、根管の長さをはかり、大きくし、根の最終的な処置だある根管充填を行い、根管治療を完了させる予定です。

 

まとめ

この行程、実は根管治療の中でも、もっとも重要なポイントの一つと言われています。入り口を的確に開けることにより、根管の処置をやりやすくできるのは、想像できるかと思います。

このような精密な根管治療のできる調布市の歯科医院をお探しの方は、ぜひご連絡ください。よろしくお願い致します。

柳沢歯科医院