月に一度のメインテナンスをしている女性

投稿日:2020年1月12日

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メインテナンスの重要性

マイクロスコープを用いた治療など、現代の歯科のテクノロジーの進歩はめざましいものがあります。従来の治療とは、原理原則の変化はないけれども、その精度の向上は素晴らしものがあると感じています。

しかし、歯科の治療の多くは「予防できたはずの病気」の治療をしている、考えようによっては、必要のないナンセンスなことをしているのです。

つまり、少なくとも歯科医療においては、「困っている人を助ける」よりも、いかに「困らないようにしてあげる」方が圧倒的に大切だと、感じております。

これを達成するためには、月に何度かのクリーニング、つまり「メインテナンス」が大切なのです。

 

月に一度のメインテナンス

今日知り合ったある女性。そんなメンテナンスのために、なんと「月1」でかかりつけの歯科医院に通っているそうです。素晴らしいモチベーションですね。このまま虫歯にならず、一生続けられれば、その虫歯になり、口腔内からの不健康になるリスクを限りなく抑えることができるでしょう。多くの人に見習ってほしいものです。そして、自分も見習います。

 

まとめ

日本では、他の先進国と比べ、歯科に対するモチベーションは低いとされています。これについては、経済的には先進国でも、歯科においては「デンタル後進国」である思います。それを示すのが、予防という概念への認識不足にあると思います。歯科の治療は、病になったら、お金がかかってもきちんとした治療をすべきです。しかし、必要なければしないのが一番です。

みなさん、今日出会った女性を見習って、定期的に歯科医院に通いましょう。

柳沢歯科医院