歯科治療の精度

投稿日:2020年2月7日

カテゴリ:未分類

 金属の詰め物をやり替えたい

 金属の詰め物の下に虫歯がある、金属の入っている歯を白くしたい、様々な理由があると思いますが、治療するときにはもちろん金属を除去しないといけません。

 基本的には金属の詰め物除去するときは削って外していきます。この時に金属だけを削らないと歯が削れてしまいます。歯は再生しないので少しも削りたくありません。実際、歯が虫歯になったり欠けて治療するときに、その歯の丈夫な部分が多ければ多いほどその歯の寿命は長くなるという論文はたくさんあります。自分の歯の部分はなるべく多いほうがいいということです。

精密な治療

 ではお口の中で歯の金属の詰め物だけをピンポイントで削るのは可能でしょうか?

 これは肉眼で、、、何とかできるというレベルです。実際、やりにくい部位もあったり、光が届きにくくて見にくいときもあります。肉眼で完全にはっきりと金属だけをきれいに削れて可能な限り歯を残せる!と言える先生は本当に目が良くてかつ器用な先生だけだと思います。

 しかし、現在歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)が流通し始めたことではっきりと見えることが可能になりました。肉眼の330倍くらいまで拡大することができます。

 実は拡大鏡という拡大する眼鏡もあるのですがマイクロスコープは拡大率を変えることができ、さらに録画することができます。あとで動画を見せてもらうこともあるので説明の時に安心することができます。

 実際の映像です。

 金属だけを狙って削っています。

 

まとめ

歯をなるべく削らないで治療したほうがその歯の寿命に大きく関係します。

肉眼でも上手な先生はいます。

マイクロスコープは330倍の拡大率です。

マイクロスコープは拡大して見ながら治療し、録画することができます。

マイクロスコープを使用して治療を行っている調布市の歯科医院を探している方はぜひご相談ください。