プラークと歯周病の関係

投稿日:2020年2月6日

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歯周病

口を開けたときに見える歯の表面だけでなく、歯と歯ぐきの境目にもプラークはたまります。プラークの細菌は、歯根に添って歯ぐきの奥深くまで繁殖していきます。細菌の作り出す毒素によって、歯を支えている骨(歯槽骨)がダメージを受けて、溶けてなくなっていくのが歯周病です。

 

口臭

またプラークは口臭の原因になることもあります。プラークに含まれる細菌が、硫化水素(温泉のガスのような臭い)やメチルメルカプタンといった臭いの強いガスを作ります。またむし歯やその周囲の食べかす、歯周病が進行したときに歯周ポケットから出る膿みも嫌な臭いを発するため、口臭の原因となると考えられています。

 

歯ブラシ

口の中にプラークをなるべく残さないためには、毎日の歯磨きが重要です。プラークは粘着力があり、水に溶けないので、うがいではとることができません。歯ブラシでブラッシングするのが基本ですが、歯と歯の間の汚れは歯ブラシでは半分程度にしか落とすことができません。デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシという専用ブラシで磨くことがすすめられます。

 

フロスと歯ブラシの順番

論文ではフロスをしてから歯ブラシをすることで大幅に汚れが落ちたという実験結果がありますので、フロスをした後に歯ブラシを行うようにしましょう。歯間ブラシも同じ順番です。なるべく毎日できるといいですね。

 

まとめ

歯周病は歯の周りの歯ぐきや骨がやられる病気です。プラークを放置しておくと口臭の原因になります。フロスを行った後に歯ブラシを行いましょう。

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