詰め物がとれた歯 根管治療が必要でした

投稿日:2020年8月23日

カテゴリ:根管治療

詰め物がとれたとの主訴で来院

患者さんは20歳の男性。主訴は、詰め物がとれたとのこと。内部をマイクロスコープで確認すると・・・

内部が茶色くなっていました。針のような器具で触ってみると・・・

柔らかかったです。まさに虫歯です。おそらく、前医での治療の際に、取り残しがあったのでしょう。虫歯の除去は難しいのです。自分も、常に自分を疑いながら治療する必要がありますね。さらに、レントゲン写真を撮影したところ、根の先に炎症がありました。根管治療も必要でした。

これらの画像で、患者さんとお母さんに説明をし、治療を開始しました。写真は虫歯を取り除いているところです。

ほとんどの虫歯の部分を取り除いたところの写真です。内部にオレンジ色の材料が入っていますが、その脇が黒くなっているのがわかります。詳しい検査をしないとわかりませんが、おそらく、歯の内部に侵入した細菌の塊だと考えられます。

この後、根管治療を行いました。

 

まとめ

まず、この患者さんのお母さんは、元々私の患者さんでした。私の治療をうけ、そして自分の息子さんを紹介していただいたのです。ありがたいことです。当たり前のことですが、努力した結果が出て、嬉しく思います。

本題ですが、虫歯の除去はみなさんが思っている以上に難しいです。しかし、これらの取り残しが、詰め物の脱離、根管治療の失敗に繋がります。

これらの治療を、当院ではマイクロスコープを用いて精密に行なっております。治療をご希望される方は、ぜひご連絡ください。

柳沢歯科医院