抜歯濃厚な歯 それでも残せるよう試みる

投稿日:2020年8月30日

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主な抜歯の理由

抜歯と言われて、多くの方が、がっかり、もしくは納得いかないと思いますが、こちら歯科医師としても、抜歯になる理由があります。 私の中では主に2つです。

感染の除去 または今後の感染のリスクの除去

歯科医師の主な仕事の歯にこびり付いた感染の除去です。歯の感染によって生じる病気は、主に虫歯、歯周病、根の先の炎症です。これらの問題を、願わくば歯を残しながら解決したいのですが、歯ごとその感染を取り除かなければならない場合があります。このような場合が抜歯です。

また、「ヒビが入っている」という理由で抜歯を伝えられた方も多いと思いますが、実際には、そのヒビに入り込んだ感染を、歯ごと取り除く必要がある、というのが正しい表現であると、個人的には考えています。

残っている歯の部分が少ない

写真で示した場合です。このような場合は、精密な処置ができない、もしくは、咬む力に耐えられない可能性が高いため、抜歯なのです。

 

他院で抜歯と診断された歯、またされるであろう歯の対応

もちろん、残念ながら、抜歯を選ぶことはあります。むしろ当院は、精度の高い治療をしないと、今度問題の起きる可能性の高い歯に対して、寿命を伸ばすことのできる精度の高い治療を得意としています。

しかし、それでも、他院と比較して、抜歯を回避できる可能性は高いように感じます。根管治療を精度高くことは当たり前であり、それに加え、部分矯正や、その他の分野で専門的に行なっている歯科医師の紹介も積極的に行なっております。抜歯と診断しても、より天然のものを使用できればと考え、移植も行います。

このような、抜歯を回避できるような治療を行なっている調布市の歯科医院をお探しの方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院