被せ物に段差があるとプラークがたまります

投稿日:2021年8月1日

カテゴリ:未分類

被せ物に段差が・・・

とある患者さん。上顎の被せ物の様子を、マイクロスコープで拡大して、観察してみると・・・

段差があり、その部分を「探針」と言う先の尖った器具で触ってみると・・・

プラークが出てきました。

その一つ奥の被せ物の様子を見ても、同じように段差があり、プラークが溜まっていました。その結果、出血も容易に起きていました。歯肉炎が起きている証拠ですね。

このような精度の低い、段差のある被せ物を装着することは、歯の寿命を縮めてしまうリスクがあります。なぜなら、上記にも示したような状況では、汚れが溜まりやすく、その部分から虫歯になったり、歯周病になったりするからです。

多くの患者さんが「白いセラミック」が自由診療と考えていますが、大きな間違えです。もちろん材料や見た目は大切な要素ではありますが、これらは歯の寿命に影響を与えません。歯に悪さをしません。

当院では、歯との段差を限りになく少なくするような、歯を守れる精度の高い被せ物の治療を目指しています。このような治療を希望される方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院