雪が積もったようなプラーク

投稿日:2021年8月2日

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プラークとは?

虫歯や歯周病を引き起こす口腔内細菌と、その細菌が産生した粘着性組織の塊です。つまり「口の中にいる細菌と、その細菌のしたウンコの集合体」なのです。

こんなものが、口の中に溜まっていたら、どうですか?考えるだけで恐ろしいですよね?虫歯や歯周病などの取り返しのつかない疾患になってしまうし、不衛生ですよね。

このようなプラークを取り除くのが毎日のブラッシングなのです。

 

雪のように積もったプラーク・・・

これは、ある患者さんの上の奥歯の写真です。白い靄がかかったように見えますが、実はこれ・・・

雪のように積もったプラークなのです。恐ろしいほどのプラークをついています。

実際に、先の尖った器具で触ってみると・・・

ネッチョリ取れてきます。

まだまだ付いています。こちらに関しては、少し歯茎に触れただけで、出血してきます。歯肉炎が起きている証拠ですね。

ブラッシングがきちんとできていないと、歯は、こんなにも汚くなってしまうのです。これでは、いくら精度の高い治療をしたところで、再発のリスクが高いままです。

みなさん、日頃のプラークコントロールを大切にしてください。

柳沢歯科医院