精度の高い被せ物

投稿日:2022年1月28日

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大きな虫歯があった場合は、虫歯治療の後にしっかりとした歯の形に回復させるために、被せ物にします。

歯の形を綺麗に整えて、型取りをして、模型を作って、技工士さんに被せ物を作ってもらい、セットするという工程になります。

 

被せ物にはそれぞれ種類があります。白いセラミック、銀歯、ゴールド、高強度プラスチックなどなどがあります。それぞれのメリット、デメリットはありますが、当院で注意を払っているところは、精度です。

歯科治療でよく注目されるところは、「痛くなく」「噛める」「早く」そして、「綺麗にしたい」が多いと思います。

私は、そこに「長がもち」という生存率も必要だと感じています。どれだけその歯が治療した後に長期に使用できているか、ということがとても大事です。

しかし、実際は、被せ物が取れてきたり、被せ物のしたで虫歯になった、歯茎が腫れてきた、治療した歯が痛い、歯が割れて抜歯になってしまった、などで治療した歯の再治療はとても多いのが現実です。

その理由は、根管治療が難しいということ、土台を作成するのが難しい、そして最後の被せ物をピッタリ適合させることが難しいということです。

この被せ物の適合性を上げることが患者さんの見えない気づかないところですが、どれだけ丁寧にやるかがその歯の生存率に影響します。歯と被せ物に段差があるとそこに汚れがつきやすいので、再度虫歯になる確率がとても上がります。このブログでも何度も紹介していますが、被せ物の下で虫歯になっている、段差の隙間から黒く汚れている、被せ物が取れて虫歯になっている歯はたくさんあります。患者さんの磨き不足なのか、段差があって磨きにくい形態なのかそれはわかりませんが、少なくとも歯医者は可能な限り適合性の良いものを作成できるように努力するべきです。

このように歯を削って、型取りをして精度を確認します。(別症例)

型取りをした後に精度を確認するのが当院の厳しくチェックする工程です。場合によっては、再度型取りを行いますし、技工士さんと相談して、再度来院してもらって型取りを取ることもあります。それくらい最後の型取りは妥協できないところです。この型取りしたものが患者さんのお口に入り何十年と使用されるわけですから、何度も確認します。

こうして精度の高い型取りを行い、精度の高い被せ物をセットすることができます。

根管治療や、精度の高い被せもを希望して調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。