歯磨きのポイント。歯と歯の間の汚れ

投稿日:2023年4月3日

カテゴリ:虫歯治療

歯磨きはほとんどの方が毎日行っているでしょう。

以前の厚生労働省のデータでは、一日に2回磨く人が50%以上で次に3回磨く人、そして一回磨く人という順番になっています。

昔に比べると虫歯は減っています。

しかし、まだまだ多いの現状で、実際にお口の中を見てみると、磨いているのに歯が汚れている方がとても多いです。

せっかく毎日2回や3回磨いているのに、ポイントを押さえないで磨いているのでは時間がもったいないです。

虫歯になりやすい人には食事、特に砂糖が入っているものを高頻度に摂取する人や歯が元々弱い人などがいますが、今回は除外して、歯磨きの問題で虫歯になる人に焦点を当ててみます。

歯磨きを頑張っているのに虫歯になる人は、綺麗なところを何度も磨いている人がとても多いです。

もう綺麗になっているところをより綺麗にしてもあまり意味がありません。

普段触らないところ、この部位が苦手だからやらない、そんなところをむしろしっかりやらないといけません。

臨床的な実感ですが、歯と歯の間や一番奥歯の周囲、歯と歯茎の際のところは苦手な人が多いです。

歯と歯の間は特に見逃している人が多く、とてもわかりやすいです。

このかたも上の歯の歯と歯の間が汚れでびっしりです。

噛む面や上の方は綺麗でツルッと光っているのですが、歯と歯の間は、ベタベタしていて変色しています。虫歯にもなっています

この汚れを解消するには歯間ブラシや糸ようじ、フロスを使用するしかありません。

歯ブラシだけで綺麗にするのは至難の技です。

しかし、実際はどんな道具を使っても良くて、歯ブラシだけで完璧に磨けるのであればそれでもいいと思います。

マイクロスコープや染め出しえきなどでチェックしてもらうと自分の磨き具合いがわかって効率が上がります。

定期的なクリーニングでいくら綺麗にしてもその日の食事から汚れていきます。

大事なのは定期的なクリーニングで汚れている箇所を指摘してもらい、その部位の磨き方を教わることがとても重要です。

虫歯治療や虫歯のチェックを希望して調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。