虫歯をなくす一番の方法

投稿日:2023年4月13日

カテゴリ:虫歯治療

虫歯治療は一度治療を受けると同じ歯がどんどん悪くなるのはご存知ですか?

小さい虫歯を治して、数年後に外れて再治療をして、また数年後に今度は同じ歯が痛くなって神経の治療をして、数年後に根の先に膿ができて再度根の治療をして、また数年後には歯が痛くて歯医者に行ったら『この歯はもう割れているので抜歯ですね』と言われて、抜いてインプラントかブリッジか入れ歯か選ばないといけなくなる。

このような経験をしたことがある人は多いと思います。まだ小さい虫歯にしかなったことない人や全く虫歯の経験がない人は、絶対その状態をキープした方がいいです。

一度虫歯になると元には戻れません。

当院では歯を長持ちさせるために、なるべく小さい虫歯でしっかりストップさせるように高い精度で虫歯治療を行っています。(別日ブログ参照)

ある患者さんの虫歯をお見せします。

ある患者さんの上の奥歯です。

ものが詰まりやすい箇所があるみたいですが、歯間ブラシ等はやってないみたいです。

この画像を見てすぐわかると思いますが、歯と歯の間にものが詰まっています。この食片は歯ブラシをしても取れていないので、何日も場合によっては何ヶ月も詰まっている可能性があります。

みなさんが普段行っている歯磨きは汚れをとるためです。なぜ汚れをとるかというと、汚れていると細菌が繁殖して歯が溶けたり、歯茎や歯の周りの炎症状態になってしまうからです。

歯間ブラシの指導をして、汚れを取りました。

汚れをとると黒くなっていてしかも穴が空いています。

これが虫歯です。汚れがあるところにピンポイントで虫歯になっています。

少し削ると中がドロドロに溶けていました。しかもこの虫歯痛くありません。患者さんは痛くないので気づいておらず、指摘して初めて気づきました。虫歯は痛くないことの方が多いので、この虫歯も気づかないのでどんどん進行している状態です。

虫歯の原因

この虫歯の原因となった見落とされた汚れのことをしっかり考えないといけません。

いくら毎日歯磨きをしていても磨けない苦手な場所を放置していたらそこが虫歯になってしまいます。虫歯にならないために毎日磨いているのに、磨き残しがあったら全く意味がありません。

そのためにも定期的に歯医者に行ってどこが磨けてないか、どのように磨けばいいかをしっかり聞くべきです。もちろん教えてくれる歯科衛生士さんもいますが、時間がなくてクリーニングだけだったり、患者さんの話や希望を聞くので時間がなくなって指導しきれないことが多い医院も沢山あると思います。

一回のクリーニングでその時ピカピカに磨いても、次の食事から汚れます。

磨き方をマスターして自分で歯は守るものです。

いろいろ要因はありますが、まずは歯磨きマスターすることで歯を健康に長持ちさせることができます。

虫歯治療、歯磨きや虫歯のチェックで調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。