根の治療でのは細いファイルを使用します。

投稿日:2023年4月24日

カテゴリ:根管治療

根管治療は、歯の内部に住み着いた細菌を除去する治療です。

放置すると歯がどんどん虫歯によって溶けてしまったり、根の先に膿が溜まったり、歯の周囲の骨が溶けてしまうことなどがあります。

どのような状況でも最悪の場合抜歯が必要になってしまいます。

歯の内部が汚れすぎると根管治療では細菌が取り除くのが難しいため、歯ごと細菌を取り除く必要があるので抜歯になってしまいます。

しかし、当院では歯はなるべく抜きたくないので、根管治療の成功率を上げるために、日々研鑽を続けています。

これは上の奥歯をマイクロスコープで記録したものです。

マイクロスコープは歯科用の顕微鏡で、肉眼の何倍もの大きさでみることができます。

根管治療の成功率を上げるには必須です。

歯の中には根があり、そこには神経の管があります。管に汚れが詰まったりしているので、細いファイルという道具を使用して、根の先の方にアプローチしたり、根の壁の形を整えたり、汚れをこそぎ落とします。

このファイルの操作は手指の感覚がとても重要で、技術力や経験値がものをいいます。

 

根の内部をファイルや洗浄液などを使用して綺麗になったら、緊密に封鎖していきます。

しっかり封鎖することで、細菌が繁殖するスペースを無くします。

根管治療は一つ一つの工程に時間をかけて妥協なく治療することで成功率を上げることができます。

根管治療でお悩みの方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。